対面式ケージ交換ステーション CS36・CS48・CS60
CSシリーズ は使いやすさを追求して自動昇降機構を採用しています。360°どの方向からでも作業面にアクセスできるので効率的な作業が可能です。
作業エリアと視野が広いため1名ないし2名での作業が可能です。

【1】アレルゲン物質の封じ込め
作業者と室内環境のアレルゲンへの曝露と交互感染を防ぐため、エアバリアを形成しています。また、同時に動物を空気中の汚染物質から防護しています。
◆エアバリア形成の原理◆
① メインブロワーにより室内空気を装置上部から取り入れ、プレフィルターとHEPAフィルターを通して作業エリアに供給します。(HEPAフィルターはDOPテスト済みです。)
この垂直ラミナフローはISOクラス3の清浄度で、ケージ交換中の動物を室内環境による汚染と作業エリア内の他の動物との交互感染を防ぎます。
② 第2ブロアーは作業エリアの下部に装備されており、作業面周囲のグリッドを通して垂直ラミナフローと一緒に室内空気を吸い込み、エアバリアを形成します。
③ 吸い込まれた空気は全て排気され、装置内部に滞留することはありません。

【2】容易なメンテナンス
◆作業面は2枚の板で構成されており、簡単に取り外すことができます。また、防音・耐擦性に優れています。
◆2枚のプレフィルターが作業面の下にありアクセスが容易です。ダストを逃さないU字構造で、プレフィルターを詰まりにくくするために、プラスチックネットカバーがついています。
◆各部に丸みをつけているため、清掃が容易です。さらに作業面下部周囲にドレンを設け、ゴミや埃は取り外し式のタンクに集めて捨てられます。

【3】省エネ
◆人感センサーが作業員の存在を感知し、作業員のいない状態が設定された時間を経過すると減速モードに切り替わり、その状態を1時間以上経過すると自動的に電源がオフになります。
◆ブロワーに省エネ設計のモーターを採用することにより、ノイズが振動、熱放出、消費電力を抑えています。
◆作業エリアの天井に調光機能付きの低電力LEDを装備しています。通常の白色の他、赤色にも切り替えることができ、マウスにとって暗闇の状態でケージを交換することも可能です。
【4】コントロールパネル
装備上部のタッチパネルから作業面の昇降や作業エリアの照明などの設定やラミナフローのエアバリアの風速やHEPAフィルターの稼働時間などを確認することができ、運転状況は一目でわかります。